これまでミニマリストの持ち物紹介として、財布の中身やカバンの中身について書いてきました。
今回は、一人暮らし中の「部屋」をご紹介してみたいと思います。
といっても、ワンルームなのですぐ終わってしまいますが…完全自己満足の「ルームツアー」。よければ見ていってください。

「賃貸に住む人」
・30代一人暮らし
・不動産ライター
・元ハウスメーカー社員
…です。
転勤族として過去5つの賃貸物件を住み替え。引越しを繰り返すうちにミニマリストになり、生活費は月10万円以下に。
現在は会社を辞め、住宅・不動産関連のライター業で生計を立てつつワンルーム賃貸で小さく暮らす日々。
「マイホームより賃貸」派。INFJ。
ミニマリストの部屋紹介【ルームツアー】


現在暮らしている部屋は、5畳半のワンルーム賃貸。
一人暮らしミニマリストの「小さな暮らし」にピッタリのサイズ感で、気に入っています。
それでは、玄関からルームツアースタートです。
玄関周り


よくあるワンルーム賃貸の玄関です。ミニマリストっぽく、置いているのは靴2足のみ。
一人暮らしの防犯対策として、外から見えないよう郵便受けとのぞき穴に目隠し処理をしています。
キッチン周り


この部屋を選ぶ決め手のひとつになったキッチン。一人暮らし用の賃貸としてはめずらしく、広々使えるところが気に入っています。
ガスコンロを自分で用意する物件だったので、ミニマルな1口タイプを選びました。ほぼ毎日自炊してますが、特に不便に感じたことはありません。


キッチン下はこんな感じです。こうして見るとなかなか生活感ありますね。
収納しているモノは、次のとおりです↓
- 防災用の水
- 防災用の食料品(クーラーボックスに収納)
- 防災用のカセットボンベ
- 食器類(コップやお皿など)
- 調味料(香辛料やオイルなどの常温保存品)
- 消耗品(ラップ・アルミホイルなど)
一応、
シンク下→湿気に強いモノ
コンロ下→乾燥した環境を好むモノ
として、ざっくり置き場所を分けています。
浴室


続いて、ザ・一人暮らし用賃貸といった感じのユニットバス。トイレは別ですが、独立洗面台はありません。
入浴後にしっかり水切りするようになってから、足濡れ防止用のスリッパは手放しました。


浴室に置いているモノは、次のとおりです。
- 節水シャワーヘッド
- 歯磨きセット(歯ブラシ+歯磨き粉)
- クレンジング
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- 掃除用洗剤+スポンジ
ちなみに全身シャンプー(シャンプー・コンディショナー・ボディーソープがひとつになったもの)を試していたのですが、合わないので普通に戻します…。
メインルーム


唯一の部屋、5畳半のメインスペースです。あるのは食事・作業用のデスクセットと趣味の植物たち。
家具がひとつもないミニマリストの部屋にあこがれたこともありますが、一番の楽しみである「食」の時間を大切にするために机と椅子は残しました。


座椅子代わりになり、狭い部屋に置いてもこのミニマル感。
寝具は折りたたみマットレスを使用しています。この広さでベッドを置くと、部屋の半分が埋まっちゃいそうですね。
なお、傷をつけないように、元の床のうえにフロアシートを敷いています。
収納


この部屋の唯一の収納。最近の賃貸はクローゼットが多いですが、古い物件なので中段がある押入れタイプです。
上段には布団・マットレスと家電の空箱を収納。下段にあるのは、服や化粧品などの身の回り品をすべてまとめたスーツケースとバックパックです。
ミニマリストライフを送るために部屋づくりで心がけたポイント


賃貸一人暮らし、特にミニマリスト生活を送るようになってから、部屋づくりでは次の3つを意識しています。
つまり、「モノを選ぶ→収納する→適正な量に保つ」の流れでスッキリした部屋を維持するわけです。
もう少し詳しく見ていきましょう。
小さく・軽く・動かしやすいモノを「選ぶ」
一人暮らしをはじめた当初は、おしゃれなインテリアにあこがれて家具をそろえてみたりもしました。
ですが、大きく重い家具・家電を置いたところ、
- 部屋(賃貸)を傷つけるリスクが高い
- イメージと違った場合に買い替えにくい
- 気軽に模様替えできない
といった点にストレスを感じるように。
その結果、ミニマリストライフを好むようになり、最近は「自分ひとりでサッと動かせる」を基準にモノを選んでいます。


飽きっぽい自分にはこのスタイルが合っているようです。
部屋の本来の使い方に従って「収納する」
そうして選んだモノは、「部屋の性質に逆らわずに収納する」を心がけています。
つまり、
- キッチン
→「火」の性質が強い場所
→「食」に関係するモノだけ置く - 浴室
→「水」の性質が強い場所
→「入浴」に関係するモノだけ置く - 寝室
→「陰」の性質が強い場所
→「睡眠」に関係するモノだけ置く
といった感じで、無関係なモノは置かないってことです。


洗面・浴室近くへ水気に弱いメイク用品は置かない…とか。
賃貸物件は「普通の使い方」を想定して収納の場所・大きさが設計されているので、素直に従ったほうがスッキリ使いやすく収納できるんですね。
なので、もしも収納が足りない・入れにくいと感じたら、
そこはモノの本来の居場所じゃないのかも
と疑ってみるようにしています。



ちなみに、何をどこに置くか迷ったら、イオンやライフなどの総合スーパーやバラエティショップの売り場を歩いてみるのがおすすめです。
というのは、
売り場のカテゴリ分け=モノの置き場所
であることが大半なので(「キッチン用品」「バス用品」とか)。そのとおりに収納すれば、おかしなことにはならないかと思います。
記録しながら「適正量を保つ」
で、収納場所が正しかったとしても、極端にモノの数が多いとどうしても部屋は散らかりがちに。



ミニマリストになって持ち物が少なくなってからも、しばらくは「ストック(消耗品)」の扱いに苦戦しました…。


そこで、試しに消耗品を使い切るまでの期間を記録することに。といっても、1日ティッシュを何枚使う…とかを数えるのはさすがに大変すぎなので、
- 消耗品を買った日
- 消耗品を使い切った日
の2点だけをスマホにメモしておいたんですね。
すると、思ったよりも一人暮らしに必要なストックは少ないんだなーということがわかりまして。
その記録をもとに「買うのは多くても1年分だけ」と決めたところ、安心感がありつつ多すぎない適正量を保てるようになりました。
- 紙系消耗品
- 洗剤類
- 調味料
- スキンケア用品
- インナー・靴下(傷んで捨てるまでの期間)



記録した限り、消耗品の買い出しは3ヵ月に1回で十分でした。なんなら、年に1回Amazonプライムデーでのまとめ買いで済んじゃうモノも多かったです。
まとめ
以上、ミニマリスト部屋ルームツアーと、部屋づくりで意識しているポイントのご紹介でした。
おしゃれでもなんでもありませんが、個人的にはモノの居場所を把握できているという安心感や掃除しやすさの点で満足しています。
この部屋なら、年齢を重ねてからの一人暮らしでも居心地よく過ごせそうだなーと思ったり。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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