スッキリ片づいたきれいな部屋で理想の暮らしを送るために始めたはずの「捨て活」。
ところが、「捨て活・断捨離なんてやらなきゃよかった…」と後悔する声を聞くことがあります。
そこで、私なりに捨て活で後悔するパターンを大きく3つに分類し、それぞれの原因と対策を考えてみました。
ちょっと片づけに疲れた方がいらっしゃれば、休憩の片手間にでも見ていっていただけるとうれしいです。

「賃貸に住む人」
・30代一人暮らし
・不動産ライター
・元ハウスメーカー社員
…です。
会社員時代の転勤がきっかけでミニマリスト(自称)になり、生活費が月10万円以下に。
現在は会社を辞め、住宅・不動産関連のライター業で生計を立てつつ小さく暮らす日々。
「マイホームより賃貸」派。INFJ。
捨て活で後悔する3大パターン


捨て活で手放すモノは人によってさまざまですが、なぜ後悔するに至ったかをよく聞いてみると、大きく次の3つに分類できそうです。
それぞれ代表的な事例をいくつか挙げてみます。
1.捨て活で「金銭損失」して後悔
- ブランド品を手放したけど、買うまでにかけたお金と時間がやっぱりもったいなかった…
- 捨てたけどやっぱり必要だから買い戻すことになった…
- 捨てたおもちゃ、実はプレミア価値がついてた…



捨て活でモノを手放したことで、「無駄になったお金」「手に入るはずだったお金(売却益)」に気づいて後悔するケースです。
2.捨て活で「機会損失」して後悔
- 紙類を全捨てしたら、大事な手続きに必要な書類が混ざっていたことに気づいた…
- 防災用品を捨てた直後に災害(台風・地震など)に遭ってしまった…
- 積ん読になっていて思い切って捨てた本、やっぱり読もうと思ったら手に入らない…



捨て活で「必要なモノ」まで捨ててしまったために、肝心のときに手元になく後悔するケースです。
3.捨て活で「心的損失」して後悔
- 学生時代のモノ、子どもが小さかったときのモノ。使わないけど捨ててしまったなんて…
- ガランとした部屋にいると思い出も捨てたみたいで寂しさ、虚しさを感じてしまう…
- 使わないと思って捨てた趣味用品、やっぱり残しておけばよかった…



捨て活で「思い出のモノ」「思い入れのあるモノ」を捨てて喪失感だけが残り、後悔するケースです。
以上、このように分類してみたところで、それぞれのパターンに対してなぜそうなってしまったのか、原因と対策を考えてみます。
捨て活での金銭的損失による後悔への対策|処分方法の難易度を知る


まず、捨て活で金銭的に損をしたと思って後悔するケースから。
思い切って捨てたものの、買ったときの費用や買い直す余計な出費を思い返して「もったいない」と感じてしまうのは、モノの選び方というより、そのモノの価値のとらえ方に原因があるかと思われます。
そもそも、純金などでもない限り、たいていのモノは購入したときの価格そのまま、ましてやそれ以上では売れません。



一度手にしたその瞬間から、「新品」ではなく「中古」になってしまうからですね。
ということは、
モノを購入するときにかけた時間とお金は、
購入した瞬間にすでに失われた
と考えるのが自然なはずです。
何かに使うため・所有欲を満たすためといった「目的を達成する対価」として代金を支払ったのであり、お金がモノに形を変えて手元に残っているわけではありません。
なので、
手元にあるモノは購入価格に関わらずすべて「0円」。手放したモノも0円だった。
と思えば、少しラクになるのではないでしょうか。



むしろ、目に入るたびに「片づけできていない」という罪悪感を植えつけられるくらいなら、手放して心理的コストを減らすメリットのほうが大きいかと。
それから、「本当は高く売れたのに…」といった後悔の感情。手に入れてさえいないお金を失ったように感じてしまうのは、
モノを処分する過程で
中途半端な希望が見えてしまうから
かと思われます。これに関しては、モノの処分方法の選択肢とその特徴を知ることで、ある程度コントロールできるかと。
ということで、これから捨て活を進める方に向けて、処分方法を難易度が低く後悔しにくい順(おすすめ順)にランク付けしてみました。
順番に見ていきましょう。
難易度☆:廃棄処分
1位は、自治体の規定に従って廃棄処分する方法です。単純に「ゴミとして処分する」ってことですね。
廃棄するだけなのでリターンは0円。大型ゴミはむしろ多少の処分料がかかるでしょうか。
ですが、裏を返せば、
「もっと高く売れたのに…」と後悔することがありません。
「モノを手放すこと」と「お金を得ること」を潔く切り分けてしまうことで、かえって未練なく捨て活を進められるわけですね。



「捨て活」というくらいですから、基本はこの方法で「捨てる」つもりでいたほうがいいのではないかと思います。
捨て活が進まなくなる可能性があるとしたら、分類したり運んだりするのが「面倒」という点くらい。
その場合は、トラックにとにかく片っ端から積み込んで持って行ってもらえる「不用品回収サービス」などを利用するのがおすすめです。
不用品回収業者の一括見積もり依頼サイトです。見積もりは複数で比較したほうがいいので、このサイトを使うとラクかと思います。
難易度☆☆:買取サービスの利用
続いては、捨て活で手放すモノを専門業者に買い取ってもらう方法です。
不用品をダンボールなどに詰め込んでリサイクルショップに持ち込んだり、出張買取を依頼して自宅まで引き取りに来てもらったり。
この方法なら、数百円でもお金が戻ってくる可能性が高いですし、買い値がつかなくてもそのまま処分してもらえるかもしれません。
ただし、廃棄処分する場合に比べて
- モノを清掃する手間
- モノを店舗まで持ち込んだり梱包する手間
がかかります。モノを処分する際に「うっ…」と腰が重くなるような心理的ハードルが生じてしまうわけですね。
また、売れるとわかったら、
- もっと高く売れる店があったんじゃないか…
- 安値で買い叩かれたんじゃないか…
と、どうしても欲が出て後悔してしまいがち。
そのため、この方法で処分するなら、
最高価格で売るのはほぼ不可能。
買取先を比較するのは2〜3件まで。相場を把握できたらすぐ売ってしまう。
と、割り切る覚悟が必要になるかと思われます。



多分、調べていくうちに
・外箱や付属品をそろえておく
・本はシリーズセットで売る
といったテクニックも使いたくなり、どんどんハマり込んでしまうと思うので、捨て活上級者向けです。
幅広いジャンルを買取してくれます。私は店舗買取を何度か利用しましたが、宅配買取も可能です。
こちらも幅広いジャンルに対応している買取サービス。本などを1点から買取依頼できる「ポストにポン買取」が便利です。
新作本を読んだら高く売れるうちにすぐ手放す、なんて使い方もおすすめ。
難易度☆☆☆:フリマサービスの利用
最後は、捨て活で手放すモノをフリマサービスに出品し、買い手を見つける方法です。
買取サービスに比べ、フリマは需要と供給がダイレクトに価格へ反映されやすいので、思いがけない高値で売れることも。
一方、
- 売れなければモノを手放せない
- 買取希望者とのやり取りに手間がかかる
- 買取後にクレームを受けるかもしれない
といったリスクがあります。



処分するまでの過程に「他人」という不確定要素が含まれるので、難易度がグンと上がるわけです。
実際、メルカリなんかはプロの「せどらー」の主戦場になっていて、素人がうまくモノを売るにはかなりハードルが高いと思います。
なんとか出品物を売り切るために、写真をきれいに撮ってみたり、プロフィール欄を充実させたり、出品する時間帯を工夫したり…
…気づけば、もはや「捨て活」ではない領域にどっぷりハマることに。
完璧主義の傾向があり真面目な方ほど疲れやすく後悔しやすいので、個人的に捨て活ではおすすめしません。
また、フリマアプリを頻繁にのぞいていると、すでに手放してしまったモノが思わぬ高値で売れるという事実に偶然気づいてしまうことも。
「知らなければ後悔せずに済むこと」を受け止める覚悟ができた方のみ踏み込む世界かと思います…。
以上、金銭的損失による後悔の気持ちをラクにする考え方と、後悔しにくい(と思う)処分方法ランキングでした。
※あくまで「後悔」の気持ちにフォーカスしたランキングです。「金銭的に損しにくい」ランキングではありませんのでご承知おきください。
捨て活での機会損失による後悔への対策|代替策を知る


続いては、捨て活でモノを手放したことで、大事な機会を逃してしまった、と後悔するケースです。
後悔してしまうのは、そもそもモノを手放すかどうか一つひとつ慎重に検討しなかったから…
と口で言うのは簡単なのですが。
正直、未来のことなんて誰にもわからないし、捨て活ってエネルギー使うので、途中で「ああもう捨てちゃえ!」ってなるのはあるあるだと思うんですよね。
さらに、捨て活中はドーパミンが出るので、「あれもこれも捨てなきゃ!」となりがち。あとで冷静になって「なんてことを…」となるのは、仕方ないかと。
じゃあどうするかっていうと、
そのモノが手元にない場合にできること
を考えることが助けになるかと思います。
必要なモノが手元にない場合、次の3つの代替策でなんとかなることが多いです。
「買い直す」という選択肢
便利な世の中になりました。たいていのモノはネットでポチッとすれば買えるかと思います。
必要書類や家電の取扱説明書・保証書も、企業側で電子データとして保存しているケースが大半。
捨て活を振り返って後悔するのはそこそこにして、ダメもとで問い合わせてみると、サラッと再発行してもらえるかもしれません。



買い直すなんて無駄な出費…と考えそうになったら、先ほどの「手元にあるモノは0円理論」を思い出してみてください…。
古いモノはいざというときに機能しないかもしれませんし、昔より今のほうがいいモノを安く買えるケースのほうが多いかと思います。
「借りる」という選択肢
次に、誰かに「借りる」という選択肢があることを知っておくだけでも、心がラクになるかと思います。
家族・知人・友人、近隣の方が全員ミニマリストなんてことはなかなかないわけで。
「捨て活して勢いで捨てちゃって後悔しているんだけど…もしかして持ってない?」と聞くと、たいていの方は快く貸してくれるのではないでしょうか。
また、人生でそう何度も使わないモノは、レンタルサービスを使うという方法もあります。
往復送料無料、最短翌日着で結婚式の礼服や葬儀用の喪服をレンタルできます。
体型変わっちゃって入らない…なんてこともあるので、都度借りるほうがよかったり…。
カメラや双眼鏡、ゲーム機などの高価め家電のレンタルサービスです。
年末年始に家族で集まるときだけとか、イベントのときだけ使うモノなら、買い直さずにレンタルで済ませちゃうのもありかと。
「サークルトイズ」子ども向け大型遊具のレンタルサブスクサービスです。
あのおもちゃ、孫や姪・甥にあげるために取っておけばよかった…と思わずに済むかと。レンタルして気に入ったら買取も可能です。


「依頼する」という選択肢
それから、そのモノが手元にないとできないことであれば、「持っている人に頼む」という選択肢もあります。
- 一眼レフを持っている友人・知人にカメラマンとして同行してもらう
- プリンターを持っている人に印刷をお願いする(代わりにご飯おごる)
- DIYが得意な人に修理を依頼する(格安で引き受けてもらえるかも…)
この方法のいいところは、そのモノを所有するくらい好きな人は、たいてい喜んで手伝ってくれることです。



カメラが好きすぎて、被写体をいつも探している…みたいな方とか。
後悔していたとしても、捨て活で一度は手放すと決めた自分…熱意と愛情を考えると、その人に任せたほうがいい結果が得られる気がします。
見ていてどうしてもうらやましくなったら、また買い直せばいいですしね。
あと、周囲に頼めそうな人がいない場合は外注サービスを使うのもアリかと。
登録している自営業者や個人事業主の方に、引越しや不用品回収、庭の剪定作業などを依頼できるサイト。
一般的な企業のサービスより格安かつフッ軽・柔軟に対応してくださるイメージです(知り合いの知り合いに頼む感覚に近いような)。
ただし、事業者の質はホント幅広い(negativeな意味で…)ので、評価高い+実績多数な方を選ぶことをおすすめします。
「ココナラ」デザインや動画編集、写真撮影から、出張ネイルや結婚式の司会の依頼まで。
あらゆるスキルを持った方が出品しているので、とりあえずのぞいてみて損はないかと思います。
ココナラに比べて「在宅ワーカー(出張非対応)」が多めですが、カメラマンやデザイナーは一級品のスキルを持った方が多数いるイメージです。
類似サービスの「クラウドワークス」は、個人的に薄利多売なワーカーが多い印象があります…丁寧な仕事を期待するならランサーズのほうがおすすめかな…と。
捨て活での心的損失による後悔への対策|自分の価値観を知る


さて、最後に一番やっかいな、捨て活で「心の傷を負ってしまう」ケースについて考えていきましょう。
多分、このタイプの後悔のほとんどは「思い出の品」が自分にとってどれだけ価値があったのかに気づかず捨てたことが原因かと思います。
手放してはじめて思い入れがあったことに気づく、なんてことも少なくないので…。
人の価値観が百人百色である以上、こればっかりは唯一絶対の対策法はありません。
ですが、少しでも何かできることはないかなー、と考えてみました。
価値観マップ・リストの作成
捨て活ではモノを選びながら自分と向き合うことになるので、後半に向かって自分の中の「捨てる基準」が明確になっていくみたいなんです。
で、だんだん感覚が研ぎ澄まされていくに従って、「最初のほうに捨てたあれ、やっぱいるかも…」と後悔しちゃう。
だったら、
捨て活前に自分の価値観を明確にしておく
ことで、少しは失敗を防げるのではないかと。
ということで、価値観マップや価値観リストを作成してみることをおすすめしたいです。
具体的な方法は詳しい方がいろいろ発信してくれているので、「価値観 リスト」「価値観 診断」などのキーワードで検索してみるといいかなと思います。



私もいくつか試しているので、いいものがあったらまた記事にまとめてみますね。
それからこの方法、すでに捨て活を実践して後悔真っ最中の方も使えるはず。
というのも、改めて自分の価値観を深掘りしてみると、「やっぱり捨てて正解だった」と解釈が変わる可能性があるからです。
自己分析ツールの利用
と、おすすめしたものの、価値観リスト・価値観マップをつくるのって、結構「終わりが見えない作業」なんですよね。
やるのに越したことはないのですが、せっかく捨て活熱が高まっている今を逃さないためにも、もうちょっと手軽に使えるものを導入したいところ。
そこでおすすめなのが「自己分析・自己診断系」のツールです。
自分の好みや思考のクセをざっと把握するだけでも、捨て活で手放すと後悔しそうなモノが見えてくると思います。
例えば、こちらは私のストレングスファインダーの診断結果です。


「収集心」が最下位…ミニマリズムに惹かれる理由がわかった気がします…。
逆に「収集心」が1位の方は、コレクション系の持ち物を手放すとすごく後悔しそう…みたいな使い方ができるかと。



狭く深い人間関係を好む「親密性」が強い方は、「大切な人」に関する思い出の品を手放すと喪失感が大きいかもしれない…とか。
無料。ちまたでMBTIとして認識されているものです。
正式なMBTIとは別物であくまでエンタメ的なものですが、結構「当たってる〜」と評判なので紹介しておきます。
有料。「さあ、才能に目覚めよう」という人気書籍の購入特典で受けられる診断テストです。
自分の強い資質(向いていること・得意なこと)と弱い資質(向いていないこと・不得意なこと)の両方がわかるのがおすすめポイント。
無料版と有料版あり。アメリカの心理学者さんが提唱した理論に基づいており、結構信ぴょう性高いらしいです。
要素として「外向性(E・I)」があるところなんか、MBTIに似てるなーと思います。
「捨て活」を捨てる、という選択
で、自分の価値観や思考回路のクセ、好き・嫌いを把握したところで「…やっぱり捨て活向いてない。」ってなったら、「捨て活を捨てる」のも全然アリだと思うんですよね。
モノが少ないことに幸せを感じる人・ラクな人がいれば、逆な人がいるのは当然なわけで。
例えば、HSPの方(繊細さん)のなかでも、
- たくさんのモノから情報・刺激を受けすぎるとしんどくなる人
- モノに感情移入してしまって、処分する行為に耐え難い苦痛を感じる人
と、苦手なポイントが分かれることがあるようです。
私自身はモノが少ない生活が好きなんですが、たくさんのモノに囲まれながら、一つひとつ手にとって「これはあのときね…」とエピソードを語り出す方を見ると「…いいな。」ってなりますし。
それから、ライフステージや年齢によって、捨て活がはかどる時期・進まない時期っていうのもある気がします。
人生変えたい!今やらなきゃ!と無理に進めて後悔するより、肩の力を抜いて好きなことを楽しみながら、自然にスイッチが入る「そのとき」が来るのを待ってもいいのかもしれません。
(おまけ)完全に主観的な捨て活での後悔との向き合い方


最後に、これは完全に私個人の主観的な考えです。
捨て活での後悔に対して、こんなふうに向き合ってきたなーというのを振り返ってみますね。
「後悔しない」のは無理とあきらめた
身もフタもないですが、私はもはや捨て活で「後悔しない」のは無理とあきらめました。
というのも、過去を振り返ってみて、人生そのものがすでに後悔だらけだからです。今さら一つ二つ増えたところで…と。
多分、人生最後の瞬間もざーっと後悔がかけめぐる気がしています。
ただ、これ私に限ったことじゃなくて、私からみると人格者で成功していて…といった方々も、何かしら後悔していることはあるらしくて。
あれ?じゃあ後悔が全くない完全無欠な人生を歩むなんて不可能なんじゃないかな?と。
だったら、後悔「しない」じゃなくて、後悔を一つでも防げたらラッキーくらいの「ベストを尽くす」精神でいろいろやってみようと思ったのです。
「後悔に浸る時間」は減らせた
で、「後悔してもいい」とあきらめたものの、自暴自棄になるのは私もちょっとイヤで。
そこで、自分でコントロールできそうなところ(頑張ればなんとかできそうなところ)を探してみたところ、捨て活で
なんで捨てちゃったんだろ…
と悩む時間。イヤで辛い気持ちに浸る時間。これを最短にするのはできるんじゃないかと思いまして。
- 無駄になったお金や時間
- 捨てたモノがあればできたこと
- 捨ててから大事だと気づいてしまったモノ
これらはもう「初めからなかった」ものとして無視してやることにしました。
最初はぐるぐる考えちゃうことも多かったのですが、時間が経つとそのモノを持っていたことすら忘れる瞬間が増えてきて。
今となっては何を手放したのか思い出せません…。
人生の目的を「経験値を積むこと」に決めた
捨て活の話から「人生」だなんて大きな話になってきてしまいました。
いや、これ、どこかで聞いた話なんですけどね。
実はあの世にはコンビニみたいなお店があって、生きていた間に「新しいこと」に挑戦した回数に応じて貯まったポイントで買い物できるんですって。
新しいことといってもたいそうなことじゃなく、ちょっといつもと違う道を歩いてみたり、新しい料理をつくってみたり、なんてことでいいらしくて。
じゃあ、ずっと使わないモノを持ち続けているより
- 手放すという体験
- 代わりに新しいモノを使うという体験
をしたほうがポイントが貯まるのでは?と思ったわけです。
スピリチュアル的な話は正直苦手なのですが、この話を信じてみたほうが今の人生が楽しくラクになりそうだなと。
で、この話が本当だとすると、
「手放して後悔した」という体験でさえ、魂の経験値になる
ことに。…無敵じゃないでしょうか。
こんなふうに「減点方式」じゃなく「積み上げ方式」で生きる、と決めてから、毎日ちょっと楽しいです。
まとめ
以上、捨て活で後悔する原因と対策について私なりの考えを書いてみました。
かなりの長文で申し訳ありませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
当サイトはリンクフリーです。ただし、「賃貸に住む人ブログ」のリンクである旨を明示いただきますようお願いいたします。
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