【経験談】「賃貸の1階はやめとけ」といわれる理由

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【経験談】「賃貸の1階はやめとけ」といわれる理由

賃貸に住むなら「1階はやめとけ」と誰しも一度は聞いたことがあるはず。

とはいえ、1階であること以外は魅力的な条件の物件も多く、「具体的に何がどのくらいダメなの?」と気になる方も多いのでは。

ということで、今回は私が実際に賃貸の1階に住んだときの様子について書いてみたいと思います。

賃貸に住む人

初めての賃貸暮らしで選んだ物件だったんですが、「やめとけ」と言いたくなる気持ち、わかりました…

  • それでも諦めきれない物件がある
  • もう契約しちゃった…

という方に向けてやっておいたほうがいいことや注意点もまとめてみたので、よかったら見ていってください。

プロフィール
賃貸に住む人

「賃貸に住む人」
・30代一人暮らし
・不動産ライター
・元ハウスメーカー社員
・二級建築士・FP2級
 …です。

就職・転勤などでこれまで5つの賃貸物件を住み替え。現在は会社を辞め、不動産ライターとして生計を立てつつワンルーム賃貸で小さく暮らす日々。

「マイホームより賃貸」派。INFJ。

目次

「やめとけ」といわれた賃貸1階に実際住んだ経験談

やめとけといわれた賃貸1階に実際住んだ感想
写真はイメージ(強調)

実際に、世間一般的に「やめとけ」といわれる1階の賃貸物件に住んだときの様子をお伝えします。

ネガティブな内容が含まれるので、特定を避けるため実際の写真は掲載できないことをご了承ください…

実際に住んだ賃貸物件の情報

賃貸の1階に住んだのは、就職を機に上京したときの約半年間。あとにも先にもこのときだけだと思います。物件の概要は以下のとおり。

間取り図イメージ
場所東京都(23区外)
家賃約69,000円
間取り1R約7畳
方角東向き
設備バス・トイレ別、IHコンロ
最寄り駅アクセス徒歩5分以内
物件情報

部屋を探す際には、不動産会社に以下の条件を伝えました。

  • 家賃は高くて7万円台まで
  • 北向きは避けたい
  • バス・トイレ別がいい
  • 駅チカがいい(東京の通勤ラッシュ怖い…)

…確かに条件を満たしていますよね。このときは「1階を避けたい」とは伝えていませんでした。

賃貸に住む人

初めての一人暮らし、初めての東京、手探りでの物件探し…あまりに世間知らずでした…。

それも、勤務先から「数ヵ月間の新人研修が終わったらすぐ転勤になるかもしれない」と聞いていたので、そこまで深く考えずに選んだ物件です。

「賃貸1階」のリアルな住み心地

結論、同じ物件にはもう住みたくないです…。

特にストレスになったのは、以下3点。

  • 洗濯物を外に干せない
  • 収納内まで湿気がすごくて布団がカビた
  • アリが室内に侵入してきた

まず、この賃貸は人通りの多い道路に面していて、丸見えになるので外に洗濯物を干せませんでした。

1階ってめちゃめちゃ洗濯物見えますよね…
(写真はイメージ)
営業マン

人通りが多いほうが防犯上安心ですよ!駅も近いですしね!洗濯は基本室内干しになります!

って明るく元気に言ってたな…

そして、内見時に「浴室乾燥機もあるので大丈夫ですよ!」と聞いていたのですが、設備が古くてあまり乾かず…

浴室乾燥機イメージ。
内見時に性能まで確認する人ってどのくらいいるのかな…

部屋全体に湿気もこもりやすいみたいで、こまめにエアコンの除湿運転をしても収納のなかまでジメジメ。布団を干せる場所もなく、最終的にカビて捨ててしまいました…。

そして、極めつけはアリが室内に侵入してきたこと。

いやぁぁぁ…!!!

アリは一度侵入すると道を作ってしまうので、次々仲間が来てしまうんですね。

侵入経路を念入りに掃除したり、殺虫剤を使ってみたりと戦い続けましたがなかなか解決しませんでした。

賃貸に住む人

幸い約半年ほどで転勤が決まり引っ越すことに。次は1階以外で探そうと心に固く決めました。

賃貸の1階はやめとけといわれる5つの理由

賃貸の1階はやめとけといわれる5つの理由
写真はイメージ(強調)

さて、以上はあくまで私の実体験と個人的な感想なので、あまり参考にならないかもしれません。

なので、一般的に賃貸の部屋探しで「1階はやめとけ」といわれる理由を調べてまとめてみました。

  1. 防犯面で不安を感じやすい
  2. 湿気がたまりカビに悩まされやすい
  3. 日当たりが悪い物件が多い
  4. 騒音に悩まされやすい
  5. 虫が侵入しやすい
賃貸に住む人

実際住んでみた立場としてどう思うのか、私なりの考えも書いてみますね(説得力ないかもですが)

防犯面で不安を感じやすいから

賃貸の1階は、上のほうの階に比べて物理的に外から手が届きやすく、窓から室内の様子も見えやすいもの。

そのため、空き巣や不審者に狙われることを心配して「やめとけ」という方が多いみたいです。

賃貸に住む人

あと、ピンポンダッシュとか、ドアをガチャガチャ開けようとされたことがある、とか。

この点に関しては、正直「物件による」かと。

私が住んだ物件の窓はくもりガラスで、開け放したりしなければ中の様子は見えませんでした。

それから、周辺は夜遅くまで人通りが多く、不審者がいれば目立つ環境だったと思います。

営業マン、ウソは言ってなかった…のだろうか…?

また、共通のエントランスから入って各部屋に分かれていく形だったので、ピンポンダッシュするためにわざわざそこまで入り込んでくるかな?と…

賃貸に住む人

各部屋の玄関ドアが直接道路に面しているタイプの物件だと、イタズラされやすいかもです。

それから、警視庁の空き巣被害に関する発表資料を見ると、「1階の被害が多い」と明確に示すデータはありません。

警視庁データ
警視庁「令和4年侵入窃盗の手口別認知件数」より

また、賃貸よりも一戸建て住宅のほうが被害件数が多く、半数以上がカギを閉め忘れた窓やドアから侵入されているようです。

賃貸に住む人

空き巣犯は、「簡単に侵入できて・誰にも見られず・すぐ逃げられる」家をターゲットにする傾向がある、と。

なので、1階であっても、

  • 外から室内の様子が分かりにくい
  • オートロック付きなどで侵入が難しい
  • 大家さんがいたり人通りが多い立地だったりと、周囲の目が届く環境になっている

といった物件なら、特別防犯面に問題があるとはいえないのでは。

ただ、個人的には女性が長く住むのはやっぱり怖いかな…とは思います。

参考:警視庁|データで見る侵入犯罪の脅威

湿気がたまりカビに悩まされやすいから

賃貸に住む人

湿気には本当に悩まされました…。

賃貸の1階が特に湿気に悩まされるのは、以下の特徴があるから。

  • 地面に近く、外部や床下の湿気が流入しやすい
  • 人目が気になって窓を開けにくく、換気が不十分になりやすい
  • 周囲の建物に遮られるため、風通しが悪い物件が多い
  • 室内干しをするとさらに湿度が高くなる

湿気の多い場所はカビも生えやすく、放置すると臭いのもとにもなります…

掃除や換気・除湿をこまめにできそうにない方は、1階の物件はやめたほうがいいかと。

日当たりが悪い物件が多いから

賃貸の1階は周囲の建物や植栽などに日光を遮られてしまうため、日当たりが悪いことが多いです。

  • 洗濯物が乾きにくい
  • 冬の寒さが厳しく、暖房代が高くなる
  • 精神的に病んでくる…など

個人的にはかなり大きなデメリットだと思うので、日当たりの悪い1階の部屋に住もうとする人がいれば、迷わず「やめとけ」といいます(ホントに)。

幸い私が住んだ物件は大きな通りに面していて、日当たりはそれなりによかったです(逆に日当たりよくてあのジメジメ感…?)。

ただ、くもりガラスとはいえ、生活している様子が影で見えるのが心配でほとんどカーテンは閉めっぱなしでした…。

賃貸に住む人

のちにカーテンを思い切り開けられる物件に住んだときに「1階って不便だったんだ…っ」と。

騒音に悩まされやすいから

賃貸の1階に住むということは、2階に誰かが住む可能性があるということ…。

歩き回る音や家具を引きずる音など、上の階の住人の生活音に悩まされた経験のある方からの「1階はやめとけ」という声がよく聞かれます。

それから、物理的に上の階よりも路面に近いので、車の音が気になって眠れない…とか。

ただ、私が住んだ物件は鉄筋コンクリート造だったので、生活音や外の騒音はそれほど気になりませんでした

賃貸に住む人

実は、のちに実験的に安い「軽量鉄筋造」に住んだこともあるのですが…すごかったです(negative)

音に敏感な方は、1階を避けるというより「建物の構造」にこだわったほうがいいかと。

虫が侵入しやすいから

1階の賃貸物件は、2階以上の物件に比べて虫に悩まされる傾向があります。というのも、

  • ゴキブリ
  • アリ
  • ムカデ など…

といった「飛ばない」系の虫(あ、Gは…飛ぶ…?)は、どうしても低い階に出現しやすいですよね。

虫が苦手な方は、少しでもリスクを減らすために1階の物件はやめたほうがいいかと。

ただ、2階以上の物件でも、周囲の環境によっては「飛ぶ系」の虫など(蚊、蜂、クモ…)に悩まされることはあります…。

賃貸に住む人

一番怖かったのは、とある田舎の2階に住んでいた際にヤモリが侵入してきたときです…。

なので、物件探しにおいては

  • 自然が多い(虫にとって最高の環境…)
  • 水場が多い・排水不良になっている(蚊がわきやすい…)
  • 周辺に飲食店が多い(Gのエサが多い…)

といった環境が危険ということも意識しておいたほうがよさそうです。

賃貸1階のデメリット・注意点まとめ
  • 1階に住むなら「湿気」と「虫」に注意!
  • 「防犯」「日当たり」「騒音」の問題は物件をきちんと選べば避けられる…はず

賃貸の1階に住むメリット

賃貸の1階に住むメリット

と、ここまで賃貸1階のデメリットばかり紹介してきましたが、実際に住んでみると以下のメリットも。

個人的にトラウマは残っているものの…一応紹介しておきますね。

2階以上の物件に比べて家賃が安い

「やめとけ」との声が多いように、1階の賃貸物件は人気がなく…その分、やっぱり家賃は安め。

同じ建物でも、2階以上の部屋に比べて1階だけ数千円安いなんてことも少なくありません

賃貸に住む人

私が選んだのも、他に紹介された物件より安かったから…。

なので、

  • 家に帰っても寝るだけだから、住環境には特にこだわらない
  • 転勤が多く、短期間で退去するかもしれない
  • 固定費をおさえるためにとにかく安い物件を探している

なんて方には、1階の物件もアリかと。

立地・設備が好条件の物件が見つかりやすい

賃貸物件探しは、基本的に検索サイトで条件を入力して絞り込むことから始めるもの。

その際、「やめとけ」といわれたからと「2階以上」を指定している方も多いのでは。

なので、実は好条件の掘り出し物件が眠っている、なんてことも結構あります。

  • 築浅
  • オートロック付き
  • 駅チカ
  • バス・トイレ別
  • 家賃割安

こんな条件の物件なら、多少湿気と虫の問題があっても住みたいという方もいるかもしれませんね。

賃貸に住む人

新しい物件かつ都心なら、湿気や虫の問題もクリアできるかも…?

下の階を気にせず生活できる

極端な話、最上階の物件なら上の階の騒音に悩まされる心配はないですが、反対に自分が苦情をいわれる側になる可能性があります。

それも、下の階が音に敏感な人だったら、目も当てられない状況に。

また、上の階は水もれのリスクも高く。洗濯機の排水ホースが外れていて下の階まで…なんてこともあるあるです。

賃貸に住む人

実際、2階以上に住んでいたときにキッチンの排水管が経年劣化で破損…。下の階に被害が出てしまったことがあります…。

修繕費は賃貸の火災保険でなんとかなり、管理会社も「あなたのせいじゃないですよ」とのことだったんですが(というか、経年劣化だから普通に管理会社の責任…(略))

被害を受けた部屋の方と顔を合わせるとめちゃくちゃ気まずく…(やさしい方だったので余計に心が痛かった…)。

下の階に気をつかいたくない方は、1階に住むというのも選択肢のひとつかと。

※水漏れ被害に遭う可能性が高いということでもありますが。

引越しや大きな荷物を運ぶ際に便利

賃貸の「1階」。つまり、階段をのぼらなくていいってことなので、家具・家電などの大きな荷物を運ぶ際には大きなメリットになります

引越し会社なんかは「階数ごとに+数千円」のような加算料金を設定していることも多く、1階のほうが割安に済ませられるかと。

また、「エレベーターなし物件」でも関係ないので、物件を探す際の選択肢が広がります。

賃貸に住む人

あと、エレベーターでほかの住人と乗り合わせる、といったことも避けられるので、防犯面でもメリットだったり。

地震・火災時にすぐ避難できる

1階の賃貸物件は、ほかの階の物件に比べて「出口までの距離が近い」という面も。

つまり、地震・火災などの災害時にいち早く逃げ出せるってことです。

特に、火や煙は上に広がっていく性質があるので、火災に関しては1階のほうがリスクが小さいかと。

賃貸に住む人

ただ、耐震性が低い建物だと1階が一番危険…でも、上の階も屋根が落ちてくる可能性があるわけで…結局、地震に対して「絶対に安心」な物件はないんですよね…

なお、タワーマンションみたいな高層建物に住む予定の方は、地震などでエレベーターが止まる可能性は考えておいたほうがよさそうです。その場合、階段で…(恐怖)。

賃貸1階のやめたほうがいい物件を避けるポイント

賃貸1階のやめたほうがいい物件を避けるコツ

さて、ここまで1階の賃貸物件についていろいろ語ってきましたが、1階のなかでも「(ホントに)やめとけ」っていうツワモノ物件があると思います。

なので、私のように失敗しないよう、最低限次の3つはおさえておいたほうがいいかと。

条件の優先順位を明確にしておく

賃貸の物件選びに失敗する原因の多くは、「流されて物件を決めてしまうこと」。カモられること(小声)

  • 物件の立地
  • 物件の築年数・構造
  • 部屋の広さ
  • 水まわり設備
  • 家賃

実際、こういった希望条件を全部満たす物件を探すのって難しく、途中で物件探しに疲れてしまう方も少なくありません。

すると、内見時に「ビビッと来た!」などの感覚に頼ったり、不動産会社のすすめるままに決めたりして後悔することに

「安さ優先!多少駅から歩いても問題ない」「内装は多少古くてもDIYできる!それより広さ優先!」などのように、優先順位を整理してから物件を探したほうがいいかと。

賃貸に住む人

譲れないポイントがはっきりすると、不動産会社が不利な条件を隠そうとしたときにも気づきやすくなると思います。

不動産会社に行く前に自分で現地を見てみる

賃貸物件を内見する際は、不動産会社と一緒に物件を見に行くことが一般的。

でも、外観や周辺状況だけなら不動産会社がいなくても確認できます

自分で先に物件を見るメリット
  • 歩いて周辺環境を見て回れる(不動産会社は車で案内するケースが多い→距離感おかしくなる)
  • 冷静に観察できる(営業マンがいると、見られたくないところで「次行きましょうかー」)
  • 実際に不動産会社と内見した際に即決しやすくなる(「他の希望者さんから申し込み入っちゃいそうなんですよねー」に負けないっ)

決断力に自信がない方やじっくり物件を選びたい方にはホントにおすすめです。1階の物件であれば、外からの見え方も確認できますしね。

賃貸に住む人

不動産会社との約束を午後からにして、午前中に物件をチェックする、というのがスムーズかと。

余裕を持ったスケジュールで物件探しを始める

1階の賃貸物件は比較的探しやすいとはいえ、やっぱり条件のよい物件から先に埋まってしまいます

すると、「(ホントに)やめとけ」っていうツワモノ物件に当たる確率が上がることに。

引越しすることを決めたら、できる限り早く物件探しを始めましょう。

契約が早すぎて、家賃が1〜2ヵ月分余分にかかってしまう場合は?

賃貸に住む人

必要経費と考えて、物件をおさえてしまうのもアリかと。

その数万円でその後の数年間の生活が変わるなら…割安の物件に出会えれば、数ヵ月で元が取れることもあるので。

賃貸の1階に住むならやっておきたい対策

賃貸の1階に住むならやっておきたい対策

ここまでお伝えしたように、私は「やめとけ」派なんですが…

それでも1階の賃貸物件に住む・住まなきゃいけないって方におすすめの対策をご紹介しておきます。

  1. 除湿・防虫対策
  2. 防犯対策
  3. 退去時の対策

トラウマにならないよう、快適に暮らせますように…。

除湿・防虫対策

カビや虫の問題は、一度発生すると住み続ける間ずっと悩まされます…入居したその日から、最低限以下2つはぜひ。

1.防カビ剤

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水を入れて放置すると煙が充満し、浴室のカビを予防してくれます。

そのほか、クローゼットや靴箱などの湿気がこもりやすい場所には除湿剤も設置。

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賃貸に住む人

こまめな換気やエアコンの除湿運転も忘れずに。

あと、賃貸の1階に住むなら、高いですがドラム式洗濯乾燥機を選ぶのが断然いいかと。

花粉・PM2.5対策にもなりますし、何より女性なら防犯対策にもなります。なお、注文するときは、

  • サイズ(普通の洗濯機より大きいので物件によっては入らないことも)
  • 扉の開き方向
  • 設置まで依頼するかどうか(古い洗濯機を一緒に処分してくれる業者もあります)

をよく確認したほうがいいと思います。

2.防虫キャップ

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虫が室内に侵入してくる経路のひとつが、エアコンのホースです。入居したその日にキャップをつけてブロックしておくといいかと。

賃貸に住む人

ゴキブリホイホイなどもありますが、あとで片付けることを考えると…侵入させないのが一番です。

あ、それから、ベランダで蚊取り線香とかの煙・匂いの出るものを使うときは注意してください。

隣の部屋の洗濯物とかに染みついたりするとトラブルになりかねないので(私は被害にあったほうなんですが…何も言わなかったけど…めっちゃイヤでした…)。

防犯対策

1階の賃貸物件に住むなら、「施錠の強化」「生活パターンを隠すこと」が大切。

1.施錠の強化

おすすめは、「スマートロック」の導入です。

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スマートロックの推しポイント
  • カギのかけ忘れを防げる
  • カギの開閉記録(「こじあけ」感知)が残り、スマホから確認できる
  • 物理キーの紛失リスクが減る

1階じゃなくても、賃貸の防犯対策のひとつとしてやってる方、少なくないみたいです。

指紋認証やキーパッド付きが人気ですが、1階で玄関ドアが道路に面している場合はイタズラされやすいかもなので、スタンダードなタイプがおすすめです。

2.生活パターンを隠す

空き巣対策のひとつが、「住んでいるのはどんな人か」「在宅・不在の時間帯はいつか」を隠すこと。

とりあえず、カーテンで室内を見えないようにすることは必須です。選ぶなら、

  • 室内の明かりを遮断する「遮光式」
  • 色は中性的なもの(グレーとかネイビーとか)

がいいかと。「遮光式」といっても、隙間から漏れる光でなんとなく色はわかっちゃうので…

それから、スマートライトもおすすめです。

外出先からスマホでON・OFFを操作でき、不在の時間帯をわかりにくくできます。

賃貸に住む人

旅行などで長く家を空けるときなんかに設定しておくといいかと。

ちなみに、ベランダの洗濯物を完全にカバーで隠したり、女性が男物の洗濯物をわざと(不自然に)干したりする対策は個人的にあまりおすすめできません…

明らかに「警戒している」ことが伝わり、かえって女性の一人暮らしとバレやすいかと。

退去時の対策

最後に、1階の賃貸物件に限りませんが、「入居時から退去するときのことを考えて暮らす」のはホントに大切です。

スムーズに手続きを済ませるために、そして自分を守るために、以下2点を忘れずに。

  • 入居時に室内・物品の写真を撮影しておく
  • 不具合があればすぐ管理会社へ報告する

入居前からのキズなどがあれば、証拠を残しておくことで退去時に補修費を請求されずに済みます。

賃貸に住む人

過去に、まったく使っていなかった窓のハンドルが壊れていて(多分最初から)、退去時に数万円請求された苦い思い出が…(トラウマ何個目…)

まとめ

今回は、よく「やめとけ」といわれる賃貸の1階に実際に住んだときの経験談を書いてみました。

私の独断や偏見がかなり混じっていると思うので、あくまで事例のひとつとして受け取っていただければ。

本記事を読んでくださった方が、よい物件とめぐりあえますように。

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